オリゴ糖の種類

腸内で、ビフィズス菌のエサになって善玉菌を増やしてくれるといわれるオリゴ糖。1日5~8gのオリゴ糖を食物から摂取するのは大変なので、簡単に摂取できるオリゴ糖製品が人気を集めています。ところで、いざオリゴ糖製品を購入しようとすると、その種類の多さに戸惑われるのではないでしょうか。ここでは、オリゴ糖の種類とそれぞれの特徴についてお話します。

オリゴ糖には、体の中で消化されやすいものとされにくいものがあります。一般に販売されているものは、人間の体の中で消化されにくいオリゴ糖、つまり、難消化性オリゴ糖です。これは胃や腸で消化されにくく、体内に吸収されにくいので、生きたまま大腸まで届き、善玉菌のエサになります。

この難消化性オリゴ糖は、主に6種類あります。一つ目はビートオリゴ糖。ラフィノースとも呼ばれます。砂糖大根の仲間である甜菜(てんさい)という、真っ赤なカブのような野菜から抽出されたオリゴ糖です。ビートオリゴ糖の利点はウェルシュ菌や大腸菌などの悪玉菌を減少させること。

二つ目はガラクトオリゴ糖。母乳に含まれているのはこの種類で、オリゴ糖製品では乳糖(ラクトース)を原料としてつくられています。タンパク質の消化吸収を助けるという利点もあります。三つめはフラクトオリゴ糖。玉ねぎに含まれているオリゴ糖です。フラクトオリゴ糖は虫歯の原因にならないという利点があります。

四つ目は乳果オリゴ糖。ラクトスクロースとも呼ばれ、牛乳から抽出される乳糖とサトウキビから抽出されるショ糖から精製されたものです。大変甘みが強く、カルシウムの吸収を助けるという利点を持っています。五つ目は大豆オリゴ糖。大豆から抽出されたオリゴ糖で、甘みが強く、美容効果も期待できるオリゴ糖です。最後に挙げるのはキシロオリゴ糖。トウモロコシの芯からとられた繊維を精製してつくられます。虫歯の予防効果があり、オリゴ糖の中でもとくに整腸作用に優れるという利点があります。

市販されているオリゴ糖はそれぞれに特徴があるので、自分に合ったものを選んで摂取しましょう。